より良い社会を探す、見つける、伝える新時代のWEBメディア

C magazine for the PT OT ST

TOYOTAの電動車椅子がすごい!! 国際福祉機器展2024 取材レポートVol. 2

連載:国際福祉機器展2024
Oct 9, 2024

2024年10月2日〜4日に東京ビッグサイトで開催されました第51回 国際福祉機器展&フォーラム。

わたくし、 C Magazine 編集長の重国が初日に取材に行きましたので、見聞きした事をお伝えします!

 

介助犬の理解を深めて、次に向かったのは日本有数の大企業、TOYOTAのブースです。

堂々と大きなブースが広がっていました。

 

そこで、ひときわ目を引いたのは、2台の電動車椅子。

 

とにかくかっこいい!そのデザインから、都市部用とオフロード用であることが一目瞭然です。

 

実際にデザインに携わった、先進デザイン開発室 先進デザイングループの主任の梅さんにお話を伺いました。

 

重国)とても、かっこいいデザインですね!

梅さん)ありがとうございます!

 

重国)このスタイリッシュなJUU(ジェイユーユー)は既存の電動車椅子とどのような違いがあるのですか?

 

梅さん)まだ、開発段階なのですが、一番は走破性です。段差を介助なしに上り下りでき、凸凹道も走行できるようになります。高齢者や障がいをお持ちの方だけでなく、もっと多くの人にも楽しんでもらえると考えています。

トヨタイムズより引用

 

 

重国)あらゆる人が楽しめる、というところで言えば、隣のオフロードのモデルはその可能性を抜群に感じます。

 

梅さん)はい。あちらのモデルは様々なアウトドアの場面を想定してデザインされています。悪路もよりダイナミックに楽しむ事を目指しています。

 

重国)実際に商品化するのが楽しみです!

せっかくの貴重な機会ですので、一点、私から要望をお伝えしてもよろしいでしょうか?

 

梅さん)もちろんです!

 

重国)実際に私の関わっている電動車椅子ユーザーさんがおっしゃっていたことなのですが、

「使用している電動車椅子が故障した時、ただのタイヤのパンクですら、すぐに直してもらえない。」

「代車を持ってきてくれるが、いつも使っているタイプではなかったりするので困る。」

「日本の自動車メーカーが電動車椅子を商品化し一般化してくれてたら、街にたくさんある車の販売店などが修理を受け付けてくれると思う。」

このような意見があったのですが、近い将来、そのようなことは可能になるでしょうか?

 

梅さん)これはTOYOTAのひとつの強みになると思います。詳しいことはまだわかりませんが、そのような対応ができるように努力します。

 

重国)よろしくお願いします!お忙しい中、ありがとうございました!

PROFILE
重國宏次

重國宏次

1980年生まれ。理学療法士。早稲田大学スポーツ科学研究科 スポーツ科学修士課程 修了。東京保健医療専門職大学 専任教員。十条かねたか整形外科で非常勤勤務。2021年外出や旅行を楽しむための身体づくりをサポートするトレーニング・コンディショニング事業「グッドレッグ」を起業。臨床・教育・研究・個人事業に携わりながらセラピストの新たな可能性を模索している。webマガジン「C」編集長。

私のオリジナルラインスタンプを作りました!
はたらくメガネ男子 ラインスタンプ

FRIENDS
C編集部
C編集部
Cでの広告掲載、
求人情報や研修会情報の掲載をお考えの方はこちらから
LATEST
MORE
FRIENDS

CのMEMBERに
なってくれませんか??

CのMEMBERになると、
オンラインコミュニティでの
MEMBER同士のおしゃべりや
限定コラムやメルマガを
読むことができます。
MEMBER限定のイベントに
参加も可能です!