でもそれ、本当にバリアフリーですか?|連載第7回

C magazine for the PT OT ST

でもそれ、本当にバリアフリーですか?|連載第7回

連載:麻痺と一緒に
Jan 24, 2024

震えが止まらない。

 

何の震えだ?

 

緊張か?

 

次の質問何を聞こう、か?

 

いや、違う。

 

感動しているんだ。世の中が前に進んでいる。

 

錦城護謨株式会社様へのインタビュー中、

私は感動し、終始震えが止まらなかった。

 

 

でもそれ、本当にバリアフリーですか?

 

 

以前「C」マガジンのミーティングで、

「点字ブロックが苦手だ」と言ったところから、

「歩導くんガイドウェイ」を製作している

錦城護謨株式会社のお2人を前に、今、

インタビューをしている。

 

夢のような時間でした。

 

歩導くんガイドウェイを世に広める中で、

目には見えない苦労の数々。

 

世の中複雑にいろいろなことが

絡み合っていることを実感した。

 

インタビューの中、太田代表から

「マインドチェンジ」

という言葉が印象的だった。

 

配慮が必要なのは健常者側だけでなく、

障害者側にも歩み寄りが必要なのではないか。

 

双方歩み寄ることで、

より安心して生活できる社会が生まれる。

 

実際に「誘導」という言葉。

 

デパート内のトイレへの案内標識、

婦人服/紳士服売り場への案内図など

誰にとっても誘導は必要な要素。

 

「もう点字ブロックも敷いたし、

案内もつけたし、

バリアフリーに向けていろいろやってるよ!」

といった施設の方もたくさんいると思います。

 

でもそれ、ホントにバリアフリーですか?

 

進化し続ける会社「錦城護謨株式会社」

 

点字ブロックが「ある」か「ない」か

しかなかった誘導方法が、

「歩導くん」という選択肢が増えたことにより、

誘導について考えるきっかけが増えているそうです。

 

錦城護謨株式会社と「C」マガジン

似ているわけではないけど、

似たような何かを感じました。

 

会のあとにも、

2008年から歩導くんガイドウェイを

導入していただいている施設の張り替えが

近日中に行われると、

錦城護謨株式会社のYさんより情報をいただきました。

 

どんな細かな質問にも答えてくださるYさん、

歩導くんへの想いの深さを感じました。

 

導入してそこで終わりではなく、

進化し続ける会社

「錦城護謨株式会社」

今後の動向を追っていきたいと思います。

 

まずは、入れ替え予定の施設を試し踏み!!

楽しみです!

 

錦城護謨株式会社様の

益々の発展を、

より良い世の中になることを

祈願しております。

 

インタビューの様子はこちら

錦城護謨株式会社「歩導くん」の制作秘話に迫る

 

歩導くん公式YouTube

 

錦城護謨株式会社公式サイト

 

 

PROFILE
川畑亮輔

川畑亮輔

1988年生まれ。会社員。左半身麻痺者。
2005年、部活中の脳震盪から脳内に嚢胞が見つかる。2010年にスポーツトレーナーの専門学校卒業後、2014年あたりから麻痺症状を自覚。診断名がつかず、現在も経過観察中。より良い生活が送れるよう、日々模索している。
「歩くこと」が生涯テーマ。趣味は下駄散歩。
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