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食べ物をかんだり飲み込んだりする機能が低下する「嚥下（えんげ）障害」。その診療を専門とするセンターを、関西では初めて京都大学医学部附属病院が開設しました。

嚥下障害は▼加齢による筋力の低下▼認知症▼脳や神経の病気などによって起き、栄養不足や誤嚥性肺炎などの原因になります。誤嚥性肺炎による死亡数は２０２０年の日本での死因の６位に入るなど年々増加していて、嚥下障害への医療ニーズも高まってきています。

そうしたニーズに対応するため、４月１日に京大病院が「摂食嚥下診療センター」を開設しました。医師・看護師・言語聴覚士・管理栄養士など多職種のスタッフが連携し、検査やリハビリテーション、手術まで幅広い医療サービスを提供します。

嚥下障害専門の医療センターは東京大学や東北大学など各地の大学病院が設置していましたが、関西では京大病院が初めてです。

出典：MBSNEWS