パソコン再生、障害者が活躍 関電系、仕入れ工夫で雇用創出

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パソコン再生、障害者が活躍 関電系、仕入れ工夫で雇用創出

Jan 18, 2026

関西電力グループの2社が、企業が保管する廃棄予定のパソコンの再生、販売事業を通し、資源循環と障害者雇用拡大の二つの課題に取り組んでいる。同一機種を大量に仕入れて再生作業の手順を細分化することで、障害の特性に合わせて進められる仕組みを構築。IT分野での雇用創出につなげた。品質も好評で、5年間で1万台以上をよみがえらせた。

「キーボードの上を拭く。2回」。再生作業を受託するかんでんエルハート(大阪市)の障害のある従業員が使うマニュアルには、記憶装置といった部品の交換やクリーニングの手順が詳細に記されている。

受託当初はマニュアルの指示が曖昧で終わらせる時機が分からず拭き作業を必要以上に続けてしまったり、握力が弱く電動ドライバーをうまく使えなかったりと従業員ごとにさまざまな課題に直面。工程や道具、役割分担の見直しを重ねた。

厚生労働省の調査によると、障害者が従事する業務内容の割合は事務や軽作業が上位を占める。エルハートでも郵便物の仕分けや清掃が多かったが、IT分野まで広がり従業員の新たな就労機会の創出につながった。

この雇用を生み出しているのは、関電社員の財津和也(ざいつ・かずや)さん(39)が2019年に立ち上げたベンチャー企業ポンデテック(大阪市)だ。「企業に眠る資産の活用で社会課題を解決したい」と、電子ごみの削減につながるパソコンの再生、販売事業を開始。再生台数が増え人手を探していたところ、新型コロナウイルス禍で仕事が減り新たな業務を模索していたエルハートの協力が決まった。今では同じく障害者を雇用するヤマハ発動機やSOMPOホールディングス、新明和工業の子会社とも連携している。

再生機器には1年間の保証を付け、主に電子商取引(EC)サイトで個人向けに販売。エルハートの従業員はサイトに寄せられた購入者からの評価で成果を実感し、やりがいの向上にもつながっているという。

財津さんは「人や物の中に眠る価値に光を当て、誰もが可能性を発揮できる持続可能な社会の実現を目指して挑戦を続けたい」と話す。

引用:KYODO

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