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発達に必要な脳の機能を高める感覚統合室を見る関係者（北日本新聞社）

氷見市子ども発達サポートセンターくるむが、富山県の氷見市いきいき元気館３階に完成し、開所式が９日行われた。相談室や発達を促す活動スペースを備えた拠点施設で、専門知識を持つスタッフが多面的に支援する。１２日から利用受け入れを始める。 　これまでは同館２階の「ことばの教室」の２室で相談などの支援をしてきた。相談件数が増えており、早期の対応や支援に必要なスペースを充実させるため昨年度から３階約９５０平方メートルの改修を進めてきた。事業費は約２億５００万円。 　三つの相談室や、集団生活に順応するための社会性を身に付ける小集団活動を行う教室のほか、発達に必要な脳の機能を高める感覚統合室や保護者用の観察室を設けた。スタッフはこれまでの保育士３人に加え、臨床心理士と言語聴覚士、作業療法士各１人の計６人が常駐し、教育相談員も今後置く。小学校就学後もスタッフが学校を訪問し、継続支援に力を入れる。開所式には関係者約３０人が出席。林正之市長が式辞、積良岳市議会議長が祝辞を述べた。

引用：webun