兵庫県川西市在住の女性プロボクサーが、日本女子ミニマム級の王者になった。伊丹市内で理学療法士として働きながら練習に励み、頂点をつかんだ。(加藤あかね) ロリト麻理菜、元世界王者の夫がトレーナー…打ち抜く拳に愛を込め、9日日本王座に挑戦
ロリト(旧姓・浜田)麻理菜さん(29)。神戸市西区出身で、2017年に始めたボクシングエクササイズを機に、魅力にとりつかれた。18年から伊丹市のエスペランサジムに所属、中学から大学までバスケットボールで鍛えた持ち前のフットワークの良さを生かし、19年にはプロデビューも果たした。
朝は1時間のジョギング、夜はジムで2時間半の練習を続ける。昼間は伊丹市の訪問看護ステーションで理学療法士として働き、利用者の筋力トレーニングや歩行訓練などに取り組む。 鍛え抜かれた体は利用者の体を力強く支え、「がっちりしていて、安心感がある」と利用者からの信頼も厚い。理学療法士の専門知識は、自身がボクシングをする際の筋肉の使い方や、けがの状態の把握にも役立っているという。
21年にフィリピン人のレイさん(32)と国際結婚。レイさんは国内非公認だが国際ボクシング機構(IBO)のライトフライ級元王者で、現在はロリトさんのトレーナーとして指導に当たる。試合前の減量期間では、自炊して家事負担を減らし、良き理解者として妻を支える。 ロリトさんが国内で出場するのはミニマム級(体重制限47・62キロ)。2か月前から飲酒を禁止し、甘いものを控えるなど食事管理を徹底するが、減量は「試合となると苦じゃない」と話す。
得意技は右ストレートと左フックで、今年4月に大阪府豊中市で開かれた王座決定戦では、右ストレートで相手選手をダウンさせるなど優位に進め、判定勝ちした。「倒そうと思うと動きが硬くなる。『負けない』と冷静に臨んだ」と振り返る。 世界ランキングも上位で、世界ボクシング機構(WBO)女子ミニ・フライ級は8位、国際ボクシング連盟(IBF)女子ミニ・フライ級は7位。11月には大阪で日本女子ミニマム級の防衛戦も決まっている。
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